満州アヘンスクワッドを7巻まで読んだ話

 

めちゃくちゃおもしろい。

 

おもしろいです。

どのくらいおもしろいかというと、kindleで1,2巻が無料だったときに買って読んだのですが、気づけば既刊7巻まで読み終わっていたくらいには、です。

 

ざっくりと、植物学に精通した関東軍兵士の日方勇と中華マフィアのボスの娘の麗華が手を組み、或いは金・或いは自由を手に入れる為にアヘンの密造に手を染めていく、という話です。

 

主人公サイドの行いは、善か悪かでいえばもちろん悪だと思います。

目的の為に、人間をアヘン漬けにしたり殺したり、まぁめちゃくちゃやるわけですが、そのダークさが読み手を惹きつけるのかもしれません。

個人的に、物語がおもしろくなる軸として「金・暴力・性」のいずれかが必要だと思うのですが、本作品にはこれらの要素がもりもりと詰め込まれています。

 

物語が進むにつれて、日本人少女、モンゴル人、ロシア人などメンバーも増えていくのですが、いずれの面々も個性的で魅力があるのも読んでいて快いです。一人一人、行動に意味づけがあり、しっかりとキャラが立ってます。

 

ダークな内容である、という点で読み手を選ぶ面もあるかなとは思いますが、個人的には非常にオススメの作品です。

時期にもよりますが、Amazonkindleで1、2巻は無料なので気になった方は是非読んでみてください。

 

 

おわり。